「関わる全ての人が安心を感じる会社」を目指して

佐々木総合保険の目指す理想の会社は、「佐々木総合保険に関わる全ての人が安心を感じる会社」です。「佐々木総合保険に関わる全ての人が安心を感じる会社」になるためには、1)社員満足、2)お客様満足、3)社会貢献、がバランスよくできる会社にしたいと考えています。この3つの必要なことを積極的に取り入れ、行動していきます。そして、私たちはお客様の模範となる会社になりたいと思います。

私は今まで、当たり前のように売上拡大や顧客数増を会社経営の目的にする事が正しいことだと信じていました。 また、そうしなければ”生き残れない”と保険会社に教えこまれていました。今までそのような考えで行動していた時期が本当に長かったです。 ビジネスとは戦い。常に誰かを出し抜き、誰かに勝つ事で会社は成長する、と信じていました。 結果、厳しい経営環境の中、終わりのないサバイバルレースに危機感を募らせ、顧客数拡大のために私自身、土曜や日曜も関係なく朝から夜遅くまで営業し、 社員にも無理を強いて、ご契約者の為と思い少しでも保険料の安い保険(特に生命保険)を選び契約し、契約者が増えたものの結果、 保険収益が減り顧客数だけが増えました。結果、契約者の管理が大変で経営の効率などとは程遠くなり、また収益が減った分、 社員の給与はできるだけ少なく、人事評価制度はシビアに、そんな雰囲気の中で働く社員も、社員同士が高めあうのではなく、仕事に意欲を無くし、 結果、社員が定着しなくなった時期がありました。そもそも、私の経営に対するものの見方、考え方が根本的に間違っていたのです。 社員が定着せず困ってどうしようもなく大手コンサルタント会社の門を叩き、私も含め社員の考え方を直してもらったのです。 「私が今までに必死で取り組んできた方法では、成長企業をつくるどころか、私を含め、関わった人が誰も安心して生活は出来ない」ということが2006年にありました。 それから私は常に経営はしっかりとした収益が無ければこの先、社員や契約者を長期にフォローしていけないと考え、安いだけの保険販売は止めました。 優良な顧客を獲得する為には会社の見た目も良くしなければいけないと思いテナント事務所から駅前通りの生命保険会社の支社を買って自社ビルとしました。 また私自身も人間性を高めないといけないと思い、私生活や仕事にも気を抜かないで常に正しい考えや行動をして自分を律して行きたいと思うようになりました。 もちろん社員も律する行動をしてほしいし、社員には良い人であってほしいと考えています。そうすることによって佐々木総合保険と関わる人達が「佐々木総合保険で契約して良かった」と思って頂けるのではないでしょうか。 今後は社員全員が気持ちを一つにして努力していきます。しかし今は私も社員も「自分を律する」とは未だ至っていないのは分かっています。 でも、これからも少しでも理想に近づけるよう努力はして行きます。

ただ、私は経営者として未熟なため、毎日が試行錯誤の連続です。佐々木総合保険も未成熟な会社で、まだまだ「佐々木総合保険に関わる全ての人が安心を感じる会社」には程遠い状態だと思います。 ただ、本気で「佐々木総合保険に関わる全ての人が安心を感じる会社」になりたいと強く思っていることだけは、事実です。 この経営計画を作成する目的は、佐々木総合保険が目指している姿、成し遂げようとしていることをみんなで共有し、その実現にむけて全員で協力し、そして、責任ある関与をお願いしたいからです。よろしくお願いします。

「関わる全ての人が安心を感じる会社」になるための3大基本方針

1)社員満足
社員満足を実現するために、“働き甲斐があり、働く人が誇りをもてる”職場づくりに取り組みます。社員同士が尊敬しあう企業風土、お互いが気持ちよく協力しあうための分業ルールの設計、お客様が安心のために曇りなく打ち込める環境、働く価値観基準の明確化、透明性のある人事制度、生産性向上の取り組み、高い給与水準、ワークライフバランスの充実、時短勤務、在宅勤務など働く環境整備に取り組みます。

2)お客様満足
お客様満足を実現するために、徹底的にお客様の「安心」にこだわります。「安心」を生み出すためには、「常に相手の立場になる」そして、その必要な保険商品を提供する「不安を取り除くこだわり」だと考えています。契約者のために役立つ「保険商品選び」や契約者の支援のための専門知識と人間力をもった「事故処理や事故に関する相談」に力を入れています。そのために平成14年より弁護士との顧問契約をして事故相談や個人的な問題を相談者の立場に立って「責任ある問題解決」に努めています。

3)社会貢献
社会貢献に取り組む企業となるための第一歩は、本業で社会に貢献できるビジネスにすることだと考えています。「仕事で誰かに役立っている」ことがもっとも大切です。その積み重ねにより、「よりよい社会づくりに貢献しているという実感を持つ」ことができるビジネスモデルづくりに取り組みます。

私たちは、「佐々木総合保険に関わる全ての人が安心を感じる会社」をつくりたいと心から思っています。「佐々木総合保険に関わる全ての人が安心を感じる会社」に一歩でも近づくための計画が、経営計画書であり、その内容を社員に共有します。風通しが良く、働き甲斐のある職場環境をつくり、夢の実現に向かって、社員一人ひとりが主役となって輝ける会社にします。ご協力をお願いします。

平成30年3月
代表取締役 佐々木 広之